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和樹の華奢な両手が抑え込まれると
手にしていた球体は弧を描くように転がって
悪戯に2つ続けてポケットに落ちた。
「――歯が当たったぞ。もっと練習して来い」
無抵抗な弟を抑え込んだまま下す。
淫猥な命令。
「……はい、お兄様」
それでも喉を鳴らして小悪魔は
しごく従順に頷いた。
その姿に
たまらなくなったのは
サド侯爵の方だった――。
「ハッ……ンン!……お兄様っ……!」
ピンク色の小さな突起に唇を寄せると
左右交互に夢中で吸い上げ始める。
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