第1章
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第1章
もうすぐ卒業の季節。一日一日がやけに早い。嬉しい半面、もう彼とは会えなくなっちゃうと思うとすっごくさびしいんだ。優しいまなざし、はにかんだ笑顔、やんちゃなオトボケ、さっそうと歩く登校時の姿。みんなみんな思い出になっちゃうんだね。好きだった、なんて今さら…言う?言わない?
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