第1夜

2/6
前へ
/33ページ
次へ
―話は過去へと遡る― ・ ・ ・ ・ ・ ピッ・・・ピッ・・・・  どうだ?  拒否反応なし。  続けろ。 機械音と数人の男たちの会話しか響かない部屋の中心。 機械に繋がれた子供たちがカプセルのようなモノの中に寝かされ、 何らかの実験が行われていた。  実験材料はいくらでもある。  くくっ・・・さぁ続けろ。  永久の命。優れた戦闘力。優れた頭脳。  お前たちは選ばれたのだ!! 男たちが機会をいじる中、たった一人それを支持する男がいた。 その男こそ、この実験施設の管理者であり、ここ数年の全ての行方不明事件から帰らない子供たちの誘拐首謀者でもあった。
/33ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加