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-帰宅路を歩く青年は・・-
『お前いっつもタイミング良く来るが、どこの猫だ?』
ーミィ~ー
『・・・秘密ってお前な・・・
まぁ どうせ、つけて来てんだろ?』
ーウミ! ゥニャ!ー
『んじゃ 本当のこと言ってみろや』
ー・・・ニィー・・・ー
『言い訳にしか聞こえねー』
猫を抱えて独り言を言う青年を、道行く人は避けるように足早に去っていく。
それを、気にすることなく帰宅路を歩く。
家につくと猫を抱えたまま門を開けて家に入る。廊下を少し歩き、リビングを突っ切って風呂場へと向かった。
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