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その喉を転がす音に青年は、口元に小さな笑みをのせる。
『よし! 明日は学校休みだし遊ぶか?
その前にいい加減お前じゃあアレだし・・・・名前決めるか。』
青年の言葉に、猫はどこか嬉しそうに見つめ返す。
『・・・・お前真っ白だしな・・・』
期待の目で見つめる猫の瞳は赤みの入った金色。
『・・・・白・・ハク・白と赤
・・・・・・白亜でどうだ?』
白亜と名付けられた猫は嬉しそうに青年の足元にスリ寄った。
『ふはっ くすぐってぇよ』
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