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「え~、朝の連絡は~、あ、今日は集会が有るそうだから~、10分までに体育館に集まっとけよ~。」
……集会か。めんどいな。
その時脳内で声が響いた。
『タラタラッタラーン!和真様!和真様のチート能力をコントロールさせていただいております、ミュゼットと申します!』
「うおっ!?」
「ぇ?和真?どうかしたの?」
「あ、いや、何でもない。」
『もぉ~、和真様ったら♪私は和真様の意識のなかにすんでおります故、他の方には見えませんよ?』
(そうか、なら出ていけよ。)
『ちょ、ひどくないですか…?私は和真様のチート能力であり、コントローラーです。私が出ていくとチート能力はなくなりますよ?それでもよろしいのですか?』
(それは…………。)
『それは?』
(…………)
『それは?それは?』
(お前うざったいな。)
『はぃっ!?酷すぎますよ!』
(しょうがないから出てくな。)
『もぉ~、ツンデレなんですから♪』
(……殺したい。)
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