第四章

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瞬間、噺がぴく、と眉を動かした。 噺「それが?」 霜雅「いや?アンタとなら良い酒が飲めそうだ。」 噺「それは中々魅力的なお誘いだね。かの『天枷の完成形』と飲み交わせるとは。」 霜雅「買い被られても困……ん?」 そこで噺から視線を外せば。 なんとも微妙な表情で止まるお三方。 どうやら弟(みたいな存在)の譚が自分から吹っ掛けた。と言うのや、噺と俺が矢鱈気軽に話し合うので毒気が抜けたらしい。 本来なら此でおわり。 にしても良いんだが。 霜雅「煉華、木霊、傀。……俺と手合わせしてくれよ。」 少し、遊んでみようか。
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