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譚「……侵入した時点であんたには気付かれるんじゃないかとは思ってたが。」
霜雅「そんな買い被って貰っちゃ困るんだが…まぁこの『天枷』の世界に単身乗り込むバk…猛者は君くらいだろうと推察しただけだ。」
御夜(今バカって言おうとした…)
寒撫(今絶対バカって…)
譚(がっつりバカって言いかけたよな…)
三人が胸中で突っ込んで居るのを知ってか知らずか、
霜雅「まぁ実際は、雰罹と鈍が『澪崋ちゃん経由で君の話を聞いた方が行くかも』って言ってきてたから事前予測しといただけなんだがな。」
そうネタばらしをした霜雅に、
譚「そうですか。いや、ちょっとあることを聞いたもんでね。」
目付きを変えながら譚が言う。
譚「天枷澪崋ちゃん、その彼氏になるには叔父であるあんたに勝負をしなくちゃあならないってことをね」
瞬間、霜雅、御夜、寒撫の三人がぴたり、と動きを止めた。
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