第2章

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霜雅「……時間とって悪いな。まぁ…確かにそれはそうなんだが…」 とりあえず誤解を解こう、と霜雅が言葉を選ぶ。だが。 譚「喧嘩を売られたら買わなきゃ男が廃る。………わかるよな?俺は今あんたに勝負を売ってんだぜ?もちろん買うよな?」 バシリ、と言葉で霜雅を打ち据える譚。 その言葉を聞いた御夜と寒撫は。 御夜/寒撫((あ、兄さん/兄貴キレた。)) ビキ、と青筋が立つ音を聞いた。 霜雅「そうだなァ…尻の青い若造に灸を添えなきゃならねぇな……よし…良いだろう受けてやる。 勝敗は『降参・再起不能になった方が負け』 死亡は構わん。」 ふつふつと沸き上がる怒りのマグマを飲み込んで霜雅が答え。 譚「ふっ、余裕ぶっこきやがって。こっちからいくぞッ!」 叫んだ譚が駆け出した。
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