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譚「ッ!」
ジャキッ!と全身から様々な暗器を出現させた譚が霜雅に飛びかかる。
霜雅「『全身凶器(アーティスティクサクリファイス)』……か。
まぁ…まずは小手調べでいくか。
『模倣玩具(イミテーショントイ)』。」
薄く笑った霜雅が空中に軽く手を掲げ能力を発動。
瞬時にその手に現れたのは……
譚「はッ!そんなモンで何をする気だ!?」
譚が小馬鹿にしたように笑うのも無理はない。
霜雅が手にしたのは、一つのソフビ人形と一つの玩具。
しかし…
御夜「えぇ!?」
寒撫「兄貴!?」
霜雅が手にしたモノを見た二人が驚愕。
それに反応した譚が足を止めた瞬間。
霜雅「ただのオモチャな訳ないだろ?」
手にした人形の足裏に黒い塗装が施されたその玩具を押し付けた。
と。
“ダークライブ!ゼットン!!”
その玩具より音が響く。
同時に…
霜雅が手にしていた人形が実体化した。
ピポポポポ…
特徴的な音声を響かせ直立した黒と黄色の無機質なそれ。
《宇宙恐竜ゼットン》
譚「 」
ポカン、と口を開け立ち尽くす譚。
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