第3章

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霜雅「……まぁこんなもんかね。 “治して”やらなきゃ不味いしな。  クレイジー・ダイヤモンド 『熱 狂 金 剛 石』」 呟くと、全身にハートマークがあしらわれ、頚部には数本のパイプのようなものがある人型の“何か”が霜雅の背後に現れ。 ドララララララララララァ!!! 小さな肉塊と化している譚へと拳を叩き込んでいく。 其を横目に見ながら、   ゴールド・エクスペリエンス 「『黄 金 体 験』」 再度呟く。 すると先程の人型の“何か”よりも更に生物的――テントウムシを思わせる“何か”が現れ、 復元された譚の肉体に拳を一度打ち込む。 と。 譚「ぐっ…あ、ゲホッゲホッ…」 ……鳩尾に鋭い一撃を叩き込んだのは偶然だろう。
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