第3章

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霜雅「やぁ譚くん、お目覚めかな?」 背後の“何か”を『引っ込ま』せ、譚の顔を覗きこみつつ話しかける霜雅。 譚「あーあ…負けちゃいました…くそっ…!」 本気で悔しげな表情をした譚に霜雅は 霜雅「まぁ…俺の腕を弾ぜさせた実力は評価する。 ……もし、澪崋から『譚くんが好き』と言われたら付き合って良いぜ? ……まぁあの娘の恋路に俺ァ口出しする気は端ッから無いけどな。」 告げ。 譚「っ…ありがとう…ございます。」 ややぎこちなく笑みを浮かべた譚が立ち上がり。 上空より飛来した氷が霜雅の頭部を抉り飛ばした。
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