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ザッ!と臨戦態勢に入る三人――いや、傀が呼び出したとおぼしき式神2体を合わせた五人。
「流石に無理がある。……っつー訳で『使い魔』を呼ばせてもらう。」
告げ、五人が頷いたのを確認し。
「我は深遠の淵に在る者。
其は我が身に命を捧げし者。
来たれ。我が僕よ。
《緋天の翔び手(フェニックス)》
《叡智の欲し手(ダンタリオン)》
《騎挺の疾り手(マルコシアス)》
《呪騎の狩り手(サブノック)》」
「「「「はッ!ただいま馳せ参じま(みゃ)したッ!」」」」
……。
四体の使い魔が召喚された…のは良いが。
「フェニックス…また噛んだだろ。」
「か、噛んでないもん!」
閑話休題。
「ま、準備は整ったし、始めるか!」
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