第四章

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ザッ!と臨戦態勢に入る三人――いや、傀が呼び出したとおぼしき式神2体を合わせた五人。 「流石に無理がある。……っつー訳で『使い魔』を呼ばせてもらう。」 告げ、五人が頷いたのを確認し。 「我は深遠の淵に在る者。 其は我が身に命を捧げし者。 来たれ。我が僕よ。 《緋天の翔び手(フェニックス)》 《叡智の欲し手(ダンタリオン)》 《騎挺の疾り手(マルコシアス)》 《呪騎の狩り手(サブノック)》」 「「「「はッ!ただいま馳せ参じま(みゃ)したッ!」」」」 ……。 四体の使い魔が召喚された…のは良いが。 「フェニックス…また噛んだだろ。」 「か、噛んでないもん!」 閑話休題。 「ま、準備は整ったし、始めるか!」
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