挨拶は自己紹介が肝心

4/7
前へ
/20ページ
次へ
沖「おい、神威どうしたんでぃ、いきなり立ち上がって 椅子に座りやがれ」 薫「そんな事よりさっき神威って言ったよね!?」 土「お前の名前を言っただけだろ。それがどうしたんだよ。 つか、顔近っ」 沖「土方さん、馬乗りされてんだから顔近いのも当たり前でさぁ。 まさかそういう関係だったなんて……」 土「ちげーよ!つーか、今まで話したこともねーよ」 薫「ごめん/////俺なんか取り乱しちゃって/////トシ今のは忘れて/////」 そう言って俺は唇に人差し指を当てて、片目をつむった 土「何、誤解招くようなこと言ってんだよ! そんなことしても可愛くねーんだよ、腹立つな」 沖「今のは見なかったことにしといてやりまさぁ。でも、脅しには使えそうですねぃ」ニヤッ 土「勘違いしてんじゃねーよ おい、総悟何撮ってんだよ」 沖「『何撮ってんだよ』って、 脅しのための写真だよ。んな事も分からないのかよ、本当にダメだな土方は」 土「何呼び捨てにしてんだよ、切腹だコラ」 薫「俺を置いて話進めないでよ!泣くよ!!」 沖「勝手に泣いとけよ、お前が泣いてるところ写メってやるからよぉ」 薫「じゃあ、ヤメとくよぉ~。 それじゃ俺の質問に答えてね! まず、ここどこ?次に、何で俺警察に捕まってんの?」 土「ここは取調室、お前は春雨の仲間だ、だから捕まった。それくらいわかるだろ」 薫「とりあえずわかったけど、何で俺春雨の仲間ってことになってんの?」 沖「何言ってんでぃ、お前が神威だからだろぃ」 薫「え、何!?俺 神威に間違えられてたの!? 俺は薫!死神なの!夜兎じゃないの!」 土「どっからどう見ても神威にしか見えないが?仮に神威じゃなかったとしても、番傘、ピンクの髪に三つ編み、透き通る肌、蒼い瞳、 神威と共通する部分が多過ぎる」 薫「まぁ、髪の色は人それぞれで一色じゃないしね、目の色もそれと一緒、髪形だって俺が物心ついた時から三つ編みだったから、この髪型にしてるだけ。ただの偶然だよ」 沖「でも、晴れてる日に番傘さす奴なんて夜兎くらいしかいやせんぜ」 薫「俺は死神なの!死神は太陽に弱いの!」 沖「夜兎も太陽に弱いんだぜぃ、だから番傘さしてんでさぁ」 薫「死神もそれと一緒だよ! ていうか、死神と夜兎は先祖が同じらしいから共通点多くても仕方ないよ。でも、死神は争いは好まないんだよ。」
/20ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加