挨拶は自己紹介が肝心

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土「争い好きと争い嫌い……。 どうも同じ先祖とは思えないな」 薫「先祖は二人いるんだよ、2人とも太陽が苦手でいつも番傘をさしていた。だから日に焼けなかった。そのため透き通る肌になった。 でも、2人は性格は真反対だった。一人は争い好きで誰とでも喧嘩していた。もう一人は争い嫌いでいつでも大人しくしていた。絡まれたりしても話し合いで解決したりした。それでもまだ絡んでくるようならその時は仕方なく戦った。その相手を犠牲にしてでも……。しつこく喧嘩を売ってきたりした奴は必ず死ぬ、その事から死神と呼ばれるようになった……」 土「ちょっと待て、死神は天人の種類じゃなくてただの呼び名じゃねーか!何でそこから先祖が二人とか、死神とかそういう種類の天人になるんだよ」 薫「まぁ、みんなそう思うよね。じゃあ、まず何故、天人に『死神』という種類が出来たのか話すね。 最初は死神なんて空想の中の人物でしかなかった。でも、さっき話した人がそう呼ばれるようになったよね。それからその人が結婚し子供が産まれて、その子供が大人になって結婚して子供が産まれて……そんなのは生きてる中では当たり前。でも、そんな当たり前の中にある共通点があった。」
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