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沖「共通点?」
薫「うん、その共通点ていうのは2つあってね。一つは皆、太陽が苦手。これは夜兎は皆こうなるから当たり前なんだけどね。
後の一つは皆、争い嫌いで話し合いで解決するタイプ。しかも戦うととても強い。
そう、皆死神と呼ばれたあの人と同じくらいの強さ。そして皆は思った。自分たちは”死神という名の天人”だ、という事を。
ここから俺達、死神が出来たってわけ」
土「それじゃあ、もう一つの方はどういう事だ」
薫「先祖が二人っていうのは、ただ単に2人が夫婦だったっていうだけ。夫が争い好きで、妻が争い嫌い。」
土「おい、さっき女の方は結婚して子供が生まれてって言ったよな」
薫「うん、実はその夫死んじゃってね。いろんな奴と戦って体が傷つくたびに、負担がかかって、んでもってあの世行き。それでその人、死に際にさ『俺なんかにこだわらずに他のやつと仲良くやってくれよ』って言ったんだってさ」
沖「へぇ~そんな事があったんですかぃ」
薫「あと、その夫婦ってどっちも夜兎なんだって。でも、女の人の方は DNAっていうのかな?それが夜兎とちょっと違ったんだって」
土「話聞かせてくれてありがとよ。でも、それ誰に聞いたんだ?」
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