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拓海さんが言うそばから
足の間にまた重みと痛みの
重圧がかかり、
あたしは吐ききらないうちに
また「ひっ」と息を吸った。
「やめんなって、挿入んねえだろ」
苛立った拓海さんの声に、
思わず泣きそうになる。
彼がまた動くのをやめてくれて、
その隙に息を継いだ。
「だって、嘘つき！
痛くないって言った！」
「だって、俺は痛くないから」
「ひどい！
この体勢だって、しんどいよ！」
「……あ。ちょ、力入れて喋んな」
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