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男が奴を受け取ると同時にその隙を突いて股間を思いっきり蹴り上げる。
「…!!?」
俺の思いがけない攻撃を食らい、声にならない悲鳴を上げて泡を吹き…ガクッと膝から崩れ落ちた。
おおぅ…自分でやった事とは言え、つい自分の股間も押さえちまうな。
「二人目?撃破ー」
今度は服を剥ぎ取って拘束…なんて事はしないで放置。
だって股間を思いっきり蹴り上げられたんだぜ?
しばらくの間は立てないと思う。
…は~あぁ…もう終わりかなー?終わりだと良いなー。
俺は何事も無く路地から出て普通に街中を歩く。
「すいません、道を教えていただきたいのですが…」
「あ?道?」
「はい」
喫茶店を探して歩いてると知らん青年(男)に声をかけられた。
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