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「…程人?」
「あ、おはよう」
「おはよう…?」
リビングに新聞紙を敷いて無名と斧を研いだり磨いたりしてると母さんが二階から下りてきた。
おっと、説明し忘れたが…
俺の実家は一軒家の二階建てだ。
二階の部屋の数はトイレも合わせて全部で7つ。
一つは空き部屋で、一つは倉庫?押し入れ?的な収納部屋らしい。
藍架と愛梨の部屋も二階にある。
後は寝室だったかな。
母さんはまだ眠いのか俺を見て目を擦っていた。
「おっと、もうこんな時間か」
「ホントに…程人…?」
「まだ寝ぼけてる?ってか母さん相変わらず美人だな」
見た目20中盤…藍架とそう変わらない歳に見える。
おそらく母さんと藍架と愛梨が街中を並んで歩いたら三姉妹と間違えられるだろうな。
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