興味本位に秘められた蜜。

3/3
前へ
/5ページ
次へ
「今日はここまでにしとこうか…。部活もあるしな」 「…っは、はい…」 まだ、ボーッとする。 今日は二人ともこのあとそれぞれの仕事があるので、キスまで。 っていうことになってるけど、実際キス以上はされたことがない。 やっぱ遊び…?なのかな…。 ちょっとでも期待してる自分がどこかにいる。 そんな自分が大嫌いだ……。 「んじゃ、先行くからな」 深瀬先生は、いつも何もなかったかのような顔をして出ていく。 やっぱり本当に…… ─────ガラッ 「…っ!先生なんで戻って…っ?!」 何かを忘れて戻ってきた深瀬先生だと思い、警戒なくドアの方をパッと見る。 「…高、下先生?」
/5ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加