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「今日はここまでにしとこうか…。部活もあるしな」
「…っは、はい…」
まだ、ボーッとする。
今日は二人ともこのあとそれぞれの仕事があるので、キスまで。
っていうことになってるけど、実際キス以上はされたことがない。
やっぱ遊び…?なのかな…。
ちょっとでも期待してる自分がどこかにいる。
そんな自分が大嫌いだ……。
「んじゃ、先行くからな」
深瀬先生は、いつも何もなかったかのような顔をして出ていく。
やっぱり本当に……
─────ガラッ
「…っ!先生なんで戻って…っ?!」
何かを忘れて戻ってきた深瀬先生だと思い、警戒なくドアの方をパッと見る。
「…高、下先生?」
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