第1章

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「界人、俺の事は成宮と呼んでくれ。おじさん、はダメだ。いいな。」 いきなり呼び捨てか。 僕は興味なさげに頷いた。 「部屋に戻っても?」 「あ、ああ…。」 成宮は肩透かしをくらったような顔をした。 この男も「奴ら」の一味なのだ。 心を許しては、いけない。
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