第1章

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病院のベッドの上で、もう歩けることも起き上がれることも、食べることも出来なくなった主人。 何を希望に生きればいい? 私を見ても、あの頃のような優しい微笑みは見せてくれない。 ゴメンね…。 あんなに私を愛してくれたのに。 私は貴方の愛を拒んでばかりいたよね。 どうしたらいい? 私は貴方みたいに愛せるかな? だけどこれだけは信じて下さい。 不器用などうしようもない愚妻ですがずっと貴方のそばにいますから。 最期まで。
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