0~記憶~
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私の携帯電話のマナーモードの音が波の様にこの部屋の重たい空気の中で彷徨い泳いだ。 音元を鞄の中から見つけた婦警さんはこの部屋の空気を取り戻す為に電源を切り、作業に戻った。 電話の主はなんとなく想像がつく。 一瞬あの人の笑顔を思い出せたけど、また暗く、重く、冷たく、深い闇の空気に引き戻された。呼吸がしにくい。苦しい。
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