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僕は8歳の時に重病を患(わずら)った。
それは難病で、回復する見込みはないと医師に告げられた。
余命宣告はもって5年だと告げられた。
哀しかった。
これから沢山のことを経験するとばかり思っていた。
なのにいきなり、あと生きられるのは5年です、と言われても困るということだ。
僕は半年ほど通院をした。
だが、ある日の体育の授業の時。
突然足が痙攣(けいれん)し始めた。
学校の先生たちには僕の病気を話していたため、すぐに病院に運び込まれた。
その日から僕の入院生活が始まった。
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