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この道を抜けた先の向かいにコンビニがあって、間には道路がある。滅多に車なんか通んないけど。
(ファンタジーのテンプレだと、こんなところで事故ったりするんだよねw)
しかし、よいこの皆は横断歩道を渡るときは左右確認
しましょう。危ないから!
滅多に通んないからと油断は禁物。
ほらっ! トラックが来てる。
大型トラックが通るの珍しいなぁ。
………………………嫌な予感がする。
ﾋﾞｭｵｵｵｫｫｫｫーーーーー!!!!
｢えっ! きゃぁっ!!｣
突風に押され、道路に押し出されて転んでしまった。
幸いにもトラックはまだ少し離れたところにいる。
あっ! 運転手さんが私に気付いたみたい!
(ッ! なんで!!)
私に気付いたはずのトラックが明らかにスピードを上げて迫ってきている。
運転手さんが逃げろって言ってるのが聞こえるけど、うまく頭が働かない｡
(逃げなきゃ!!)
ｽﾞｷｯ!!
｢痛ッ!｣
どうやら転んだときに足を捻ったらしい。
目の前には猛スピードで突っ込んでくるトラック…
(あぁ、もうダメだ…)
父さん、母さん。先にいなくなっちゃって親不孝でごめんね。
兄貴も、私がいなくても1人で起きられるようになるんだよ。
――――みんな、さようなら…｡
ﾄﾞﾝｯ!!
私は、深い暗闇へと意識を手放した。
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