転生って………マジかw

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目が覚めるとそこは、真っ白な場所でした。 「ココドコ?」 私、確かトラックにひかれて死んだはず…? なのにどこも怪我してないし。 まさかのアレ?小説でよくあるお空の上に住んでる偉い人とごた~いめ~ん♪って、アレ? マジないわwww 私だよ? すべてにおいて平凡な、主人公要素0の人間だよ? 村人Dくらいのたち位置だよ? 「おい」 夢か! きっと夢だよ! リアルな夢だなー 「おいっ!」 私って想像力豊か……ん?なんか聞こえたような? 「こっちだ」 「ぎゃぁー!!」 「そう怯えるな。結構傷付くぞ?」 「ごめんなさいっ!」 背後に立たないで! ビックリして思わず変な声を出しちゃったじゃん。 「失礼ですが、どちら様ですか?私が東郷さんだったらあなた、頭の風通しがよくなってますよ?」 「本当に失礼なヤツだな。 そうだな、私は人間でいうところの神だ。最高神をしている。」 人じゃないのはわかってたよ。うん。 だってテンプレだもん。 予想済みだよね! 最高神さんは一言でいうと超絶イケメン。キレイな金髪に澄んだ藍色の瞳、透き通るような白い肌。 ……………滅べ、イケメン。 「今、物騒なこと考えたな」 「トンデモゴザイマセン」 無意識に撲滅オーラが出てた。気を付けないと。 「ここはどこなんですか?」 「ここは神の間だ。応接間のようなものだな」 応接間?それにしては殺風景w インテリアセンスがダサいとかw なんか最高神さんの目が怖いのでこれくらいにしとこう♪ 「はぁー、率直に言おう。お前は死んだんだ。理解しているか?」 「率直ですね…」 (やっぱり死んじゃったんだ………) 私なんか悪いことしたっけ? あーあ、これから先も充実した平凡ライフを謳歌する予定だったのに…… 「生き返らせて、ってのはやっぱり無理ですか?」 「あー無理だな。まぁなんだ、だから…だな、そのかわりお前には転生してもらうことにした」 「転生!?」 イケメン最高神さん、略してイケ神さんと呼ぼう! よくテレビに出てる、あの人じゃないからね? …話をもとに戻そう。 なんかイケ神さんの歯切れが急に悪くなったと思ったら、転生フラグとは。 ☆THE・テ・ン・プ・レ☆ (わかってても驚くもんだね~) 「こちらの手違いで死なせてしまったのだから当然だろ?」 んん?なんて言った? 今、なんとおっしゃいましたか!? 「手違いってどう言うことですか!」 「実は………」
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