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「というわけだ。本当に申し訳ないことをしたと思っている。すまない」
神様が頭下げてるよ。っていうか、
「いきなり回想にはいったかと思えば、なに衝撃的な事実をカミングアウトしやがってんですか!?
人を殺しといて、すまない?ふざけるのも大概にして!!
それにミカエル、ガブリエルっていったら熾天使じゃないですか!! なに高位天使が魔法ミスってんの?ドジっ子気取りですか?」
お父さんに『実は…彼氏がいるのっ!』って、打ち明けられた思春期の娘並みに驚いたわ!!
「責任とれやー!!」
「すまない。だから、せめてもの罪滅ぼしに転生してもらおうと思っているのだ。他にも叶えて欲しい願いがあれば言ってくれ」
(何がなんだかわかんない…頭痛い)
「ちょっと待ってて下さい…」
「ああ、わかった」
ひとまず落ち着こう。
つまり天使2人が鬱陶しいから、勝負をさせて決めようとした。
そしてたまたま私が対象に選ばれた。
で、ガブリエル余計なことした為に、とばっちりで死んじゃったと……。
見られてるような気はしてたけど、マジだったとは…。
私ってエスパーw
キャパオーバーでショートしていた頭に、ふと1つの疑問が頭に浮かんだ。
(ん?)
アレ?よく考えてみたら原因、イケ神じゃない?
コイツが余計なことを言わなきゃよかったんじゃ…………
よしっ♪ 取りあえず、殺るか☆
~ 日向side end ~
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