時を超えた男~雅臣side~
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男は、急に辺りをキョロキョロ見渡し、青ざめた顔で震え出した。 黒のワイシャツに、黒のスラックスのみという、この真冬では考えられない薄着をしているので、寒くて当然だろう。 上着は酔った勢いで何処かに放って来てしまったのか。酔っぱらいにはよくある話だ。 「なぁ、どうした!?寒いのか?」 たずねる俺に、男は身をぶるぶる震わせながら訊いた。 「つかぬ事を訊ねるが、今は何年の何月何日だ?」
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