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001 名前:竹中さん
僕の名前はやっさ。皆からやっさってよばれている。僕は老いぼれ犬タロとボロアパートでくらしている。
先週、彼女にフられた。そんな僕を見つめてタロは励ましてくれた。
しかし僕は腹が立った。やつあたりをした。タロは恐れて、逃げていってしまった。
2⃣日間帰ってこなかった。
心配になった僕は探しに行こうとした。
そしてドアをあけたら
「キャ――――――――ッ」
タロが横たわっていた。いつもの「ワフ~ン❤」という返事がない。
僕は声をあげて泣いた。
もっと優しくしてあげれば良かった。
今は毎日お供えをしている。タロの好物の「おはぎ」だ。
僕はその「おはぎ」を今でも食べ続けている。
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