第1章

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 「それじゃあ外食行ってくる」  行ってきますのキスをして、マフラーを首に巻き、寒々しい雪の散る夜へと彼は消える。  ストーブの稼働音をBGMに、私はベッドの上で少年マンガのページをめくる。 (夕飯は何にしようか)  彼の今日の外食先は、チェーンの回転ずし。    女の子との、ご飯だそうだ。
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