第1章
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大牙とのリンクが断たれてから、どれほどの月日が経っただろう。 僕は強くなった。大牙に守られなくても平気なほどに。 「ようやく、同じところに立てたよ、大牙」 大牙を取り戻す。それだけを思って、今日まで生きてきた。 「今度は、僕が君を助ける番だ」
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