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「厄介なもんがあらわれたもんじゃいのぉ!」
いつもなら、酒を飲んで顔が真っ赤になってるはずのギルドマスターも、さすがにこの緊急事態では真面目な顔をしていた。
「私が、ハンターさんに頼みたかった依頼とはこのことだったのです。」
なるほど・・・
「相手が、古龍となるとそれなりの対策が必要だな。」
そう、教官の言う通り、古龍を相手にするとなるとそれ相応の準備が必要なのだ。
「古龍か・・・相手にとっては不足なし!その依頼、おれがうけるよ!」
「「「!」」」
おれの言葉に、村長に教官にギルドマスターは驚いた表情をしておれを見てきた。
ちょうど、こっちも古龍には用事があったしな。
「こっちも、いろいろと準備があるのでそろそろお暇させていただくよ。」
おれは、そう言うとギルドをあとにした。
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