鋼龍、登場?!

11/13
前へ
/30ページ
次へ
「厄介なもんがあらわれたもんじゃいのぉ!」 いつもなら、酒を飲んで顔が真っ赤になってるはずのギルドマスターも、さすがにこの緊急事態では真面目な顔をしていた。 「私が、ハンターさんに頼みたかった依頼とはこのことだったのです。」 なるほど・・・ 「相手が、古龍となるとそれなりの対策が必要だな。」 そう、教官の言う通り、古龍を相手にするとなるとそれ相応の準備が必要なのだ。 「古龍か・・・相手にとっては不足なし!その依頼、おれがうけるよ!」 「「「!」」」 おれの言葉に、村長に教官にギルドマスターは驚いた表情をしておれを見てきた。 ちょうど、こっちも古龍には用事があったしな。 「こっちも、いろいろと準備があるのでそろそろお暇させていただくよ。」 おれは、そう言うとギルドをあとにした。
/30ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加