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その時に豊満な胸が揺れたのを、俺は見逃さなかった。
よくぞここまで育ってくれた!!
「悪い」
「『悪い』じゃないわよ!! あんた最低っ! こんなことするために私をここ
に連れ込んだの?」
「風呂に入ってると思わなかったんだよ!」
「そんなわけないでしょ!? 私はネブラスカにお風呂入ってくるってちゃんと伝えたんだから!」
あの野郎。父さんの次は、これか。
いよいよ許せん。
「早く出てってよっ!!」
俺は慌てて脱衣所を後にし、食堂に入る。
「おい、てめぇハメやがったな?」
画面に写るネブラスカにドスの効いた声を聞かせてやる。
『なんのことかわかりませんなぁ~』
しらをきりやがった。
俺がどれだけ大変な目にあったかこいつは理解しているんだろうか。
「俺はおかげさまで唯衣に怒られたわ」
『でも、いいものを見られたわけでしょう? 唯衣さんのダイナマイトボディを
目に焼きつけてしまったのですよね?』
そう言われて、目蓋に焼きついた唯衣の姿が浮かぶ。
綺麗だ。
「もう、淳一の変態」
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