第一章:とんでもない学生

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「んっ……あっ、うぅっ!」 夜道に唯衣の嬌声が響いた。 俺と唯衣はネブラスカか降りて、近くのコンビニに向かっている。 ただ、パンツを履いてないせいで、唯衣の歩調は遅い。 「ひゃっ……あぅ、んんんっ!」 「そんな艶っぽい声出すなよ!!」 さっきから、この調子で頭がおかしくなりそうだ。 耐える俺の身にもなってほしい。 「だ、だって、擦れるんだもんっ! そ、それにスースーするし……」 「耐えてくれよ。俺だって辛いんだから」 「う、うん。でも、淳一は何に耐えているのよ」 「それはまあ、いろいろと……」 理性なんて言ったら、間違いなく変態扱いされてしまう。 もしかしたら拳が飛んで来るかもしれない。 「ふぁ……あぅぅ、んっ!」 多分近いうちに限界が来るだろう。 頼む。俺の理性よ持ってくれ……。 さらに歩くこと15分。 「絶対に来ないでよ! 来たら絶対に許さない! 口を聞かなくなるからね!!  いい!? わかったっ!!?」 「はい」 コンビニに着いた瞬間、唯衣は鬼のような形相で俺を睨んできた。 よほど見られたくないのだろう。
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