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「んっ……あっ、うぅっ!」
夜道に唯衣の嬌声が響いた。
俺と唯衣はネブラスカか降りて、近くのコンビニに向かっている。
ただ、パンツを履いてないせいで、唯衣の歩調は遅い。
「ひゃっ……あぅ、んんんっ!」
「そんな艶っぽい声出すなよ!!」
さっきから、この調子で頭がおかしくなりそうだ。
耐える俺の身にもなってほしい。
「だ、だって、擦れるんだもんっ! そ、それにスースーするし……」
「耐えてくれよ。俺だって辛いんだから」
「う、うん。でも、淳一は何に耐えているのよ」
「それはまあ、いろいろと……」
理性なんて言ったら、間違いなく変態扱いされてしまう。
もしかしたら拳が飛んで来るかもしれない。
「ふぁ……あぅぅ、んっ!」
多分近いうちに限界が来るだろう。
頼む。俺の理性よ持ってくれ……。
さらに歩くこと15分。
「絶対に来ないでよ! 来たら絶対に許さない! 口を聞かなくなるからね!!
いい!? わかったっ!!?」
「はい」
コンビニに着いた瞬間、唯衣は鬼のような形相で俺を睨んできた。
よほど見られたくないのだろう。
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