第1章
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「それは……」 須藤は言葉を詰まらせた。 水死体は、女子高生の住所から数百キロ離れた河口で発見されていた。 「範囲が広過ぎるよな」 遠藤はしかめっ面をして頭を掻く。 「なんでウチの管轄で発見されるかなぁ」 須藤は聞き流し、 「さぁ、行きますよ」 先輩の手を引っ張った。
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