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私は、シールを二の腕にペタッと貼った。
「これでいいかな？ロボ君。
しかし、凄いねきみ。
明日誰の仕業か確かめなきゃね。
さぁて、酔い覚ましにお風呂お風呂っと。
ロボ君、ちょっと待っててね」
私は、ロボに手を振って、脱衣所に向かった。
そして今。
ボディペイントされた裸のまま、ロボと向き合っている。
ロボが何かを言っていたが、体育座りで耳を塞ぎ、暫く項垂れていた私は、今の状況を考えると、だんだん腹が立ってきた。
遂には、塞いでいた両手を解放して、ロボに吠えた。
「ちょっとあんた！これはどういう事？説明してくれる？」
『“これ”とは、HEROスーツの事か？
HEROスーツは、初回装着すると、装着した本人の体をサイジングするため、SuperHEROモードと同じサイズになるのだ。
30分で元の大きさに戻るが、人体の中心部分。つまり、へその場所に張り付いた格好になる。
それと、変身モード中は、年齢に合わせた最高クラスの体型になるから、戻る前に一度見ておくといい』
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