1唱

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終点の駅へ着く。 此処で新幹線へ乗り換えだね。 電車を降り階段を上がる。 陸橋経由で新幹線乗り口へ。 土産売り場があるので、葉っぱ型饅頭を買う事に。 叔母さんに頼まれてんだよね。 これが好きなんだってさ。 メーカーが色々あるけれど、一番有名な店のにする。 粒餡、漉し餡、クリーム、抹茶にチョコレート。 チーズに餅に紅芋餡。 色んな味がセットになったヤツにね。 お弁当とお茶、雑誌も購入です。 買い終えたら、定期券と新幹線の切符を重ねて改札機へ。 定期券、切符を受け取りホームへと移動。 この駅が始発の新幹線だね。 既にホームへ入っていたよ。 乗り込めたので、早めに新幹線へ乗り込む事に。 対象の号車まで移動し、新幹線へ。 通路を切符を確認しながら移動。 お、此処か。 指定座席を見付けたので座る。 んっ? 足元にコンセント! ラッキー。 カバンから充電器を取り出しコンセントへ。 ポケットから携帯だね。 ガラケーってヤツさ。 スマホは買ってくんないんだよね。 しかも父さんのお古。 定額契約だからパケ放題ではあるんだ。 けど、電池がヘタってるから、長時間の使用は不可能。 外では電話以外に使えないって、悲しい代物です。 ただコンセントに繋げて使用すれば大丈夫ってね。 早速サイト接続。 読み掛けの携帯小説にアクセスさ。 本当は移動中に読めるのがベスト。 けど電池の関係上、家でしか読め無いんだよ。 電話したい時に電池無しって、最悪じゃない。 携帯小説を読んでいると発車時刻に。 新幹線が動き出す。 外の景色には興味ありません。 今は携帯小説です。 って、読んでる途中で切符の確認かぁ。 面倒臭いなぁ。 「切符を拝見いたします」 ってね。 用意していた切符を渡し確認が終わる。 切符を仕舞い、再度携帯小説です。 けど… 「そう言えば、トンネルが多いんだったけ…」 思わず呟く。 電波が届かず続きが読めない。 イライラしながらアクセスを待つが無理の様だね。 諦めて携帯を閉じる。 ふと時計を確認。 昼を過ぎてるね。 お弁当にしますか。 お弁当は穴子弁当というヤツにした。 買っていたお茶と一緒に、美味しく頂きましたよ。
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