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「相変わらず、さっきまで俺の上で喘いでた女とは思えないほどの変わりようだな」
睨み付けるあたしを前に、大輔はケラケラと笑って見せた。
「仕方ないでしょ。あんただってあたしの身体が目当ての変態のくせに」
そう。
大輔はあたしみたいに、背は小さいのに胸やお尻が出ている女の子が好きなのだ。
「変態で結構。いつもありがとうございます」
「いえいえ、こちらこそ」
お互い営業スマイルで相手をけなし合うのが、あたしたちの定番になっている。
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