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『俺、女子と付き合ったことないからどうすればいいのか分かんないけど……それでもいいなら……』
告白した時に、柾紀が言ってくれた言葉。
その言葉を、あたしは今でも忘れられない。
……はずなのに。
「……んぅ、あ……っ、だ、め……っ!」
繰り返される刺激に、自然と息が上がる。
暗闇の中、必死で手を伸ばしてしがみつけるものを探す。
「ん、あ…、あ……」
熱い舌が背を這う度に身体中を電流が駆け巡り、シーツを握る手に力を込める。
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