1.5杯目

6/16

350人が本棚に入れています
本棚に追加
/33ページ
「は、ぁ……桜さん……」 「ん……」 あたしに刺激を与え続ける男――健人くんが、あたしの名前を呼ぶ。 呼ばれるたびに、胸が締め付けられる。 ダメ、あたしには柾紀が……いる、のに……。 健人くんだって、菫と付き合ってる。 普段からあまり働かない、こんな頭でも分かってるのに。 何でだろう。 どうしても、彼が欲しい――……。 刹那。
/33ページ

最初のコメントを投稿しよう!

350人が本棚に入れています
本棚に追加