1.5杯目

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丁寧で、でも激しい愛撫にじわじわと這い上がって来る快感。 それとともに頭に浮かぶのは、柾紀の顔。 ごめん、ごめんね柾紀。 わかってる、謝って済むことじゃない。 でも、理屈じゃどうにもならないの。 柾紀のことが、好きで、大切で。 そのはずなのに――…。 あたしの本能が、彼――健人くんを欲するみたいなの……。 【ねぇ誰か】 【この恋のはっきりした答え】 【教えてよ】
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