1杯目

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***** 持ち込んでいるシャンプーやボディーソープで全身を洗って、浴室から出る。 身支度を済ませて大輔のいる部屋に戻ると、彼は上半身裸のままカップ麺を食べていた。 「桜も食う?」 「ううん、いらない」 あたしに気付いた大輔が上目遣いにこちらを見るけど、それをスルーしてあたしは「帰るね」と鞄を肩にかける。 「じゃあまた、連絡して」 「うん」 玄関に向かいながらそう言うと、大輔が見送りにあたしを追いかけて来た。
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