かつての恋人たちの溝

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  「お前、ホント 思ったこと思った瞬間だな」 「ばーか、性欲より食欲だろーが。 ハラが減っては何とやらだ」 「でも、俺も腹減ったー」 TAKUMIに同調して、 KE-TAも情けない表情で テーブルに額をゴツンとぶつけた。 寝不足は解消されたようでよかった。 「実は、俺も。……九鬼さーん」 RYOJIさんまで言い出して、 3人に見つめられながら 九鬼さんは困った顔をする。 ……まるで保育士さんだ。 .
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