かつての恋人たちの溝

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  「KE-TAさん、私じゃなくても いい気がしますが……」 「ええ、何言ってんの志緒ちゃん。 志緒ちゃんめっちゃ綺麗だし、 レベル高いよ? いいにおいするし」 それ、ちょっとオヤジっぽい。 そんで変態くさい。 「……そんなことないですよ。 私生活は枯れてカッスカスなので」 「そっかー。 じゃあ、俺と元気に潤おう!」 ニッコリ。 ……あたしが“Raison d'etre”の 信者だったら間違いなく 「うん、判った!」って ついてってしまいそうなくらい、 可愛い。 .
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