第1章

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「坊!坊!」 「禍玉(まがたま)。呼んだって坊は帰ってこねえ。家に帰ろう。」 「坊、坊。何で死んじまっただ。」 「禍玉。家帰って休め。あの夜の事は誰にも言うなよ?」 荒牛は、禍玉を残して家に帰った。 禍玉は、でもしない涙を悔しんで、目をかきむしった。
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