この小説を作ったきっかけ

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この小説を作ったきっかけ

今日は1月10日。 私の誕生日まであと3日。 そんなことはおいておき。 先月、12月中旬。 母が亡くなった。 今の今まで変わりなく元気でした。 冗談言って、ツッコミをいれる毎日。 母がボケたときはよくいじっていた。 たまに愚痴を聞いたり、私が母に相談したりしていた。 それがいつも変わりない日々でした。 母がなくなる一週間前のこと。 突然胸が苦しいと言ってその日は寝込んでいたらしい。 その時私は外出していたため詳細は不明。 父からのline。 「母が調子が悪いから早くかえって見ててくれ」とのこと。 それを俺はもらい、心配だったのでできるだけ早めに帰った。 その日はしょうもない病院で見てもらったのだが、今のところは以上なしと言われた。 検査内容はレントゲン、心電図、血液検査。 レントゲンと心電図には以上はなかったらしい。 頼みの綱の血液検査と言えば一週間しなければ結果がわかる。 俺からすればそんなもんふざけた話ですよ。 一週間じゃ遅い。 そう思っていた。 日々はいつもと変わりなく検査結果の2日前。 本当にいつもと変わらない母がいてその日俺は昼からバイトでした。 家を出るときに交わした言葉。 俺「行ってきます」 母「行ってらっしゃい」 それが最後の言葉でした。
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