この小説を作ったきっかけ

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俺はスーパーでレジをしていて、 その時はちょうど他の作業をしていました。 レジの副リーダーに、不意によばれ俺に電話といわれたとき、 まさかな、とは思いました。 電話にでてみれば、母が倒れた。 そう、父からの電話。 俺はてっきり倒れただけだとおもっていたため今やってる作業だけ終わらせ病院にいこうとした。 でも止められ、手遅れになる前に早くいけと言われた。 それから30分くらいたち病院に着いた。 母は救急車で運ばれたらしく父と妹二人がもうERの前で座っていた。 その時はまだ母が倒れただけだとおもっていた。 それから30分みたないくらいに兄が着た。 その時でした。 俺が、母が心配停止で病院に運ばれたことを知ったのは。 絶望と同時に怒りが込み上げてきました。 その怒りは、しょうもない病院と母が倒れた時の対処と電話の「倒れた」だけの言葉。 でも、俺の母だから大丈夫。 また起き上がって普通に話せる。 そう思っていました。 でも、時間はたち医者によばれた俺たち。 医者から言われた一言。 「駄目だった」 医者も死の宣告を言うのに渋っていたのか、顔の表情が変だった。 死因は心筋梗塞。 だが医者が腑に落ちないと言った。 それは、 肺に血がたまっていたこと。 肺の大きい血管が切れること、 「大動脈解離?」というらしい。 母が倒れた時、意識不明でもうすでに肺に血がたまっていたらしい。 なぜそんなことがわかるかというと、 肺に血がたまると意識不明、心配停止になるらしい。
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