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だよね。
こんな属性が混じり合ってては無理だ。
僕は、魔法を属性毎に分離して使用する事を、訓練した。
そうして、他者からのカムフラージュをするんだって。
そして、僕はその中で光の属性を使う事を選んだ。
理由は、一番表現しやすかったから。
それに、治癒などで使うのは光が中心だしね。
せっかく、癒す力を僕は持ってるのに、使えないなんて勿体無いから。
普通の魔法の範囲でしか出来ないかもしれないけど、少しでも回復をしてあげられるから。
持ってる僕の力は有効に使いたいから。
「光輝き走れライトボール」
詠唱を唱えて魔法を発動させる。
明るい光の球が僕の前に発生して壁に向かって走ると衝突して消えた。
傷も何も入れられなかったけど、強い光を放ちパアンンンンンン・・・・・・っと大きな音が周囲に響き渡った。
近くに居た生徒達は、驚きの表情で僕の方を見た。
大きな音がしたからだよね。
音がした理由は単純なんだよな。
魔力を練った事によって密度が上がった事が原因。
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