非現実

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半年後 2026年 冬 世界ではクリスマスを待ちわびる人たちが溢れている中 世界ではゆっくりと滅亡へと向かっていた。 「みんな、緊張感がないな」 俺はポッキーをくわえながら話す。 俺の横には箱からポッキーを出して俺と同じようにくわえる大男がいた。 「まぁ、そんなこと言ってもしょうがないだろ?」 大男は俺の肩に手を置く。 俺はため息を吐く。 「なんで、この時期にマッさんと二人でこんなところに・・・」 俺が小さく呟く。 「残念だったな。ハルちゃんと一緒じゃなくて」 「べ、別にそういう意味じゃッ!!」 「じゃあ、被害が出る前にさっさと終わらせて、アジトに帰るか」 マッさんと呼ばれた大男はデバイスを展開。 大男のデバイスは籠手型だった。 俺もマッさんに続いてデバイスを展開する。 「目標と接触まであと100」 マッさんは飛び上がる。 すると、ヒューマノイドが俺の頭上を飛んで行こうとする。 マッさんはそんなヒューマノイドを殴り飛ばす。 俺はすぐに殴り飛ばされたヒューマノイドを追う。 この半年の間に俺はいろいろと学んだ。 デバイスの正しい使い方を
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