第8章

8/35
前へ
/35ページ
次へ
「違う?じゃあ何してた?」 あれは 僕のせいじゃない。 壁を背にしてそこに立つ小悪魔に 僕はただ ただただ――誘われたんだ。 「よく見ろよ?ここは弟の部屋であんたは裸同然だ」 だけどそんな言い訳 通用するもんか――。 「おい、何がおかしい?」 本当に何もしないつもりだった? 何より 自分が一番よく分かってる。
/35ページ

最初のコメントを投稿しよう!

45人が本棚に入れています
本棚に追加